Illustratorで英数字の2桁や4桁を縦書きにした例を紹介!縦中横の表示方法は?

Adobe illustratorで英数字を縦書きにするとき、どう表記するのかわかりますか?

独学でデザインを勉強してる方はとくに迷うと思います。

今回はillustratorで英数字の2桁や4桁を縦書きにしたときの表記を紹介します。

これが絶対ではありませんが、デザイン上でキレイに見える方法なのでぜひ参考に。

作業環境
・Windows10
・illustrator2023(ver.27)

Illustratorの英数字を縦にする「縦中横」設定の表示方法は?

まずは英数字を縦書きにする場合「縦中横」の設定をオンにしないといけません。

下の画像は「縦中横」の設定がオフ状態です。

「縦中横」の設定をオンにしたいときは、「環境設定」の「テキスト」から設定できます。

環境設定はMacだと「⌘+K」、Windowsだと「control+K」で表示できます。

環境設定の「テキスト「を選び「東アジア言語のオプションを表示(A)」にチェックを入れて右下の「OK」をクリックして完了です。

「東アジア言語のオプションを表示(A)」にチェックを入れると先ほどの「文字」の部分に追加項目が増えます。

文字の字間調整と縦中横の他に「縦中横設定」「割中」「割中設定」が増えました。

「割中」はⓇとか※1など、文字をポイント数を変更することなく部分的に小さくする機能です。
意外と便利で使用頻度が高いので覚えておきましょう。

Illustratorで英数字の2桁や4桁を縦書きにした例を紹介!

次は英数字の2桁や4桁を縦書きにした例を紹介したいと思います。

2桁の数字の縦書き

横にしたい数字を選択した状態で「文字」右上の三本線から「縦中横」を選択して完了です。

とっても簡単でよく使う機能なので覚えておきましょう。

4桁の数字の縦書き

続いて3桁以上、ここでは4桁の数字の縦書きの表記の例を見てみましょう。

その方法は2つあります。

まずは縦書きにしたい数字を1文字だけ選択すると、数字のポップアップがでてきます。

この中から縦書きになる全角数字を選びます。

他の数字も同様に変更していきます。

2つ目は数字を平仮名で打ち、変換して全角数字を打っていく方法です。

数字の「1」だったら「いち」と入力して全角の「1」を選ぶと縦書きになります。

しかしこのままでは「フォント」が他と合いません。

全角で入力した数字を選択して、スポイトツールで合わせたいフォントをクリックしてフォントを同じにしてください。

2桁の数字は「縦中横」で横並びに。
3桁以上の数字は全角表記にして縦並びの表記に。
これが数字を縦書き表記したときのセオリーです。

例外はありますが、この表記にしておけば修正されることは少ないと思います。

参考にして下さい。

英文字の縦書き

続いて英文字の縦書き表記ですが、とりあえず「縦中横」で設定してみました。

しかし赤く囲んである英文字を縦書きにしてみましたが、明らかに変です。

ということで英文字に関しては通常通り、何も変更しないくても大丈夫です。

値段の縦書き

最後に値段表記を縦書きにする場合を見てみましょう。

ここで問題なのは「,(カンマ)」。

カンマを「縦中横」設定すると明らかに変な表記になってしまいます。

試行錯誤した結果、新聞媒体などではカンマではなく、句読点を使って表記をすることが多いのでそれをそのまま拝借することにしました。

それかそもそもカンマが無くても価格表記としては破綻しないので、取るだけでもいいかもしれません。

まとめ

今回は英数字を縦書きにしたときの例を紹介しました。

基本的な考え方は、縦書きにしても読みやすくするということ。

紹介した例を参考に読みやすい英数字の入れ方を試行錯誤していただけると嬉しいです。

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