普段の仕事のスピードアップは必須で、Adobe illustratorをもう少し早く使いこなせないか調べる方も多いと思います。
時間がない。
早く帰りたい。
デザインを考える時間を作りたい。
スピードアップを図りたいと思っているあなたのために、今回は独自のショートカットを教えたいと思います。
まず、ひとつ聞きます。
あなたはAdobeのIllustratorのツールボックスにある白矢印と黒矢印をどうやって切り替えていますか?
初期設定だとアルファベットの「v」を押すと黒矢印に、「a」を押すと白矢印に切り替わります。
でもこれって正直に言って面倒くさいと思いませんか。
「a」を押そうと思ったら「s」を入力してしまったり、「v」を押そうと思ったら「c」を誤入力してしまいます。
でも朗報です!
この白・黒矢印の切り替えがショートカットで変更できるんです。
「a」と「v」を別々で入力して変更するのではなく、「コマンド」+「○○」で白と黒の矢印が交互に切り替わるショートカットがあります。
今回の記事は、白・黒矢印の切り替えをショートカットに割り当ててスピードアップしようという記事です。
これ、絶対にスピードアップして作業効率が上がるのでおすすめです。
目的の動作はこれ
今回の目的は、AdobeのIllustratorで白、黒矢印を「a」や「v」、そして選択して切り替えるのではなく、ショートカットで変更するのが目的です。
こんな感じの動作です。
昔は「コマンド」+「tab」で切り替えていた
私のように40代で、昔からAdobeのIllustratorを使っていた方は知っている人が多いと思いますが、Illustrator5.5や8などでは白と黒の矢印ツールはショートカットを変更して「コマンド」+「tab」で切り替えることができました。
使い慣れた頃には、もうそのショートカットがないと仕事にならなくなっていました。
しかしMacのOSが上がるにつれて、いつしか「コマンド」+「tab」の入力がアプリケーションの変更へと変わって行きました。
「コマンド」+「tab」を入力するとこんな感じのウィンドウが出てきてしまいました。
アプリケーションの切り替えウィンドウです。
最初の頃はこのショートカットの変更もできたのですが、さらなるOSのバージョンの上昇のせいで変更が困難になり、とうとう私の技術力では変更ができなくなってしまいました。
困った!
どうしようかと考えていたら、ふとキーボードの「tab」の上に数字の「1」が見えました。
そうか!「1」があったじゃん!
「tab」じゃなくても、その上には数字の「1」があり、ちょっと指を伸ばせば今までと同じような感覚でショートカットを使えると思ったんです。
試しに白と黒の矢印の変更を「コマンド」+「1」に変更してみた、らビンゴー!
今までとほとんど違和が感がなくショートカットが使えました。
「コマンド」+「tab」が白と黒の矢印の変更に使えなくなってどうしようかと思いましたが、それ以来、AdobeのIllustratorの新しいバージョンが出たり、Macを買い替えたときにはまず最初にIllustratorを開き、白と黒の矢印のショートカット変更を「コマンド」+「1」に切り替えています
それではショートカットの変更方法を解説していきたいと思います。
白と黒の矢印のショートカットの変更方法
それではお待たせしました。
白と黒の矢印のショートカット変更を解説していきたいと思います。
①「編集」→「キーボードショートカット」
まずはヘッダーにある「編集」をクリックして、下の方にある「キーボードショートカット」を選択してください。
②「ツール」→「メニューコマンド」に変更
「キーボードショートカット」を開くと実際にショートカットを変更できるウィンドウが開かれます。
初期設定だと「ツール」になっているところを「メニューコマンド」に変更します。
③「その他の選択」の「選択ツールを切り替え」を表示
「メニューコマンド」に切り替えたらコマンドを下へスクロールしていくと「その他の選択」があるのでクリックすると「選択ツールを切り替え」表示されます。
この「選択ツールを切り替え」が白・黒矢印の切り替えです。
初期設定だと「⌥⌘Tab」になっているのを確認します。
④「⌥⌘Tab」を「⌘1」に変更
「⌥⌘Tab」の部分を選択して青色に変更そたらそのまま「⌘1」を入力します。
⑤「OK」をクリックして名前を付けて保存
ウィンドウの下にある「OK」をクリックすると保存するか聞かれるので、任意の名前を付けて「OK」をクリックして終了です。
これでツールボックスから白矢印、黒矢印を選択している最中は「⌘1」で白黒矢印の変更がこのショートカットで可能です。
あえて「a」や「v」を押さなくてもいいのでスピードアップにつながります。
まとめ
それでもこのショートカットを使ってみたいという方は初期設定の「⌘1」の原寸行事は「⌘+」や「⌘-」などテンキーの記号に割り当てると操作しやすいのでおすすめです。
「+」や「-」は「enter」の上にある事やマウスから近いので操作しやすいです。