Photoshop|ガラスビンを背景に透過させてリアルな合成写真を作る方法

デザイナーなら一度はPhotoshopで合成はしたことがあると思います。

今回はちょっと難しいガラスビンを背景に透過させてリアルな合成写真を作る方法を紹介したいと思います。

Photoshopでの合成はほんとひとそれぞれなので参考にしてみてください。

Photoshopでガラスビンを背景に透過させてリアルな合成写真を作る方法

少し長くなりますが、確実に進めていけば必ずできますのでご覧ください。

①ガラスビンの画像と背景画像をレイヤーに配置

使う写真は2枚。

ガラスビンの画像は背景が白のものを使ってください。

②グループフォルダー・パス

続いて❶グループフォルダーを作ってその中に「瓶」のレイヤーを入れてください。

このとき「瓶」のレイヤーは上のメニューの「レイヤー」から「スマートオブジェクト」→「スマートオブジェクトに変換」にしておいてください。

「瓶のコピー」はグループフォルダーの外に出してオリジナル画像として残しておいてください。

❷ツールボックスのパスツールで瓶にパスを作ってください。

③グループフォルダーにパスでマスクをかける

❶グループフォルダーを選択した状態で、❷を⌘(コマンド)を押しながらクリックすると❸にパスのマスクが出来ます。

※パスの下に「グループ1 ベクトルマスク」が生成されたのが確認できます。

ガラス瓶が切り抜かれて背景が出てくればOKです。

このとき、オリジナルの「瓶のコピー」は左の目を隠しておいてください。

④瓶レイヤーを白黒(K)に変換

レイヤーのグループフォルダーの中にある「瓶」レイヤーを選択した状態で、上のメニューの「イメージ」→「色調補正」→「白黒(K)」を選択。

ダイアログボックスが出るのでそのまま「OK」をクリックして下さい。

⑤「瓶」レイヤーを「レベル補正」

レイヤーにある「瓶」を選択した状態で、上のメニューの「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」を選択。

ダイアログボックスが出てくるので、とりあえず下記の数値に設定しておいてください。

後で調整のために少し変更します。

⑥瓶を乗算

ここの工程は簡単で単純にレイヤーの「瓶」を「乗算」に変更します。

⑦レベル補正の調整

「瓶」レイヤーのレベル補正をクリックして下記のように詳細な数字を設定してください。

⑧瓶の深みとコルクの修正

❶のレイヤーを下の+にドラックして複製すると❷ができます。

簡単に言うと❶のレイヤーと同じ❷を作ってください。

このとき❷の「瓶のコピー3」はスクリーンに設定。

❸はガラス瓶のコルクを鮮明にするためにオリジナル画像の「瓶のコピー2」をグループフォルダーの一番上に持ってきて、コルクの部分だけを残して下のガラスビンの部分はグラデーションで消してください。

⑨瓶の質感を出す

最後に瓶の質感を出すためにオリジナル画像の「瓶のレイヤーコピー2」を2複製して下記の位置に配置。

ソフトライトに設定して完成です。

まとめ

ということで今回は「Photoshop|ガラスビンを背景に透過させてリアルな合成写真を作る方法」を紹介してみました。

けっこう上手くできたと思いますがどうでしょうか。

合成の方法は人それぞれですが、参考になれば幸いです。

私のおすすめの記事はこちらです。

Photoshopでミスにつながる注意操作トップ5!予備はとっておこう!

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