Photoshopのレイヤーの自動合成が便利!めんどくさい色補正も必要無し!

Photoshopでの合成って正直めんどくさいですよね。

撮影ではどうにもならなかったり、クライアントからの無理難題の画像修正はよくあることです。

Photoshopはどんどん新しくなって機能も充実していきますが、まだ使った事のない機能も多いと思います。

今回はPhotoshopでは画期的な機能の“自動合成”を紹介したいと思います。

その名のとおり自動で合成してくれる昨日です。

Photoshopのレイヤーの自動合成が便利!

今回ご紹介する自動合成の機能は、特に人の顔を別人に変えたい時に使える機能です。

他にも部分的に変えたいところがあればいろいろ使えると思います。

それではいきましょう。

①投げ縄ツールで顔の表情の部分を選択範囲で囲む

ツールボックスにある『投げ縄ツール』で顔の表情の部分だけを選択範囲で囲みます。

optionを押しながらクリックしていくと綺麗に選択範囲で囲めます。

②選択範囲をなめらかにする

上のメニューの「選択範囲」から「選択範囲を変更」→「滑らかに」を選択。

めんどくさかったらこの「滑らかに」はしなくても大丈夫です。

半径を画像のサイズにもよりますが、ここでは20pixelに設定します。

ここで選択範囲で囲んだ顔の部分をコピー(⌘C)しておきます。
※ペースト(⌘V)はあとでやります。

③合成したい画像にペースト(⌘V)してサイズを調整

合成したい画像に先ほどの選択範囲で囲んだ顔の表情の部分をペーストします。

塗りを50%ほどにして見やすくしてから、下の背景画像に合うように調整します。

細かい調整は上のメニューの「編集」から「変形」→「ワープ」で調整します。
調整が終わったらレイヤーの塗りを100%に戻します。

④コピーした表情の選択範囲を表示

レイヤー1を「コマンド(⌘)」を押しながらクリックして選択範囲を表示させます。

次に上のメニューの「選択範囲」から「選択範囲を変更」→「縮小」を選択。

縮小量は画像のサイズにもよりますがここでは20pixelに設定。

レイヤー1を非表示にして、背景レイヤーの右の鍵マークをクリックして背景を解除、レイヤー0にします。

⑤元の画像の顔を削除

レイヤー0の顔の部分を「コマンド+X」で削除します。

deleteで削除してもOK。

⑥レイヤーを自動合成

非表示にしていたレイヤー1を表示させ、2つのレイヤーを選択します。

上のメニューの「編集」から「レイヤーを自動合成」を選択。

設定はデフォルトで大丈夫なのでOKをクリックして下さい。

⑦完成!めんどくさい色補正も必要無し!

これで完成になります。

この「レイヤーを自動合成」のいいところは色補正も自動で行ってくれるところ。

もし仕上がりが気に入らない場合は「レイヤーを自動合成」をする前に、ある程度色を合わせておくと大丈夫です。

まとめ

今回は「レイヤーを自動合成」する方法を紹介しました。

最後に一連の作業をYouTube動画にもしてみたので、合わせてご覧ください。

こちらの記事もご覧ください。

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