PhotoshopとIllustratorでハーフトーンを作る方法を紹介したいと思います。
いろんなシーンで使えるハーフトーンは覚えておくと応用がきくから便利なんです。
デザインをワンランク良くしたい、なにか足りないと感じたら使ってみて下さい。
illustratorでハーフトーンを作る方法
まずはillustratorでつくるハーフトーンを紹介したいと思います。
①グラデーションを作る
ツールボックスにある長方形ツールを使って四角を描き、塗りをモノクロのグラデーションに設定してください。
グラデーションの向きは任意で構いません。
②カラーハーフトーンを作成
四角く作ったグラデーションを選択しながら、上のメニューから「効果」→「ピクセレート」→「カラーハーフトーン」を選択。
③カラーハーフトーンの設定
- 最大半径(R)はハーフトーンにした時のドットの大きさ
- チャンネル1(1):シアン版
- チャンネル2(2):マゼンダ版
- チャンネル3(3):イエロー版
- チャンネル4(4):ブラック版
という設定になっていますが、今回はモノクロのグラデーションなので、実際はチャンネル4だけで大丈夫です。
複雑なカラーグラデーションでハーフトーンを作る場合はそれぞれのチャンネルの数字を変えれば変化が分かると思います。
入力する数字はその版の角度の設定になります。
参考までにチャンネルの数字を変えたものをご覧ください。
先ほども言いましたが今回はモノクロなのでチャンネル4だけ見ていただければ大丈夫です。
真ん中のチャンネルの角度は0に設定してあるので、ハーフトーンも角度がなくまっすぐなのが分かります。
左右のチャンネルは多少角度を付けていますが、45の方が綺麗に見えますね。
余談ですが、もともとこのチャンネルというものは印刷工程で出すフィルムのことで、昔はこの角度を変えることでコピーガードを作ったりもしました。
④完成
これで完成になります。
Photoshopでハーフトーンを作る方法!
続いてPhotoshoでハーフトーンを作っていきたいち思います。
①台紙にグラデーションを描く
新規レイヤーを作ってグラデーションを描きます。
②カラーハーフトーン
上のメニューから「フィルター」→「ピクセレート」→「カラーハーフトーン」を選択
設定は20ピクセルでチャンネルは0にしました。
③完成
まとめ
ピクセレートのカラーハーフトーンは何気に応用がきくので覚えておくと便利です。
最後に私が作ったサンプルをご覧ください。
どれも難しいことは全くしていないので、良かったら参考にしてください。
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