ブログへの投稿が1週間くらい滞っていました。
実はAmazonアカウントを乗っ取られてしまい、その対応に追われていました。
100%大丈夫という段階まではきていませんが、ある程度落ち着いてきたので、私と同じような被害にあった方のために記事にしておこうと決意しました。
本当のことを言うと記事にするのも怖いくらい神経を削られていますが、頑張って書いていこうと思います。
フィッシング詐欺と思われるメールを受信
2022年10月27日、Gmailに一通のメールが届きました。
直訳すたらこんなメッセージでした。
メールの内容は日本円にして17,789円のプライムゲーミングの注文。
最初はよくあるフィッシング詐欺のメールだと思って無視していました。
しかしこのメールを受信した3分後、アメリカのAmazon.comから以下のメールが届きました。
翻訳すると下記の内容になります。
あまりにもタイミングが良すぎるメールにビックリして、自分のAmazonアカウントにログインしようとしたら…
ログインできない!!
一気に体中の血の気が引いたのを今でも覚えています。
どうしようといろいろ考えてサポートに電話しようと思いました。
Amazonカスタマーサポートに連絡
インターネットで電話番号を検索したら「0120-899-543」に電話して繋がる事がわかりました。
繋がったら最初に音声ガイダンスが流れます。
次にガイドに従って数字の「7」を押す。
そうしたら自動音声ではなく直接話せるサポートの方につながりました。
サポートの社員が片言の日本語
これで何とかなると思いきや、電話の向こうの女性は外国人らしく片言の日本語。
Amazonアカウントにログインできないし、乗っ取られたかもしれないという不安の中、片言の日本語の女性の対応でさらに不安が倍増。
冷汗は凄いし頭もパニックだったので、「すいません一度切ります」という意味不明なり理由で電話を切りました。
2回目の電話
Amazonのカスタマーサポートの電話番号を再度確認しても間違いはない。
勇気を振り絞ってもう一度電話したら今度は暗い声の男性。
メールアドレスとか個人情報を言わなきゃいけないのですが、さらに不安になって「折り返します」というまた意味不明な理由を告げ、電話を切ってしまいました。
サポートの人はやっぱり明るい声の女性が安心
さらに電話番号を確認しても間違ってはいませんでした。
3回目の勇気を振り絞り電話をしたら今度は明るい声の女性。
いっきに安心しました。
その女性にメールアドレスや名前、生年月日を伝えた後にAmazonアカウントにログインできない事を伝えました。
そしたら今度はAmazonの更なるサポートに繋がり、アカウントが乗っ取られたかもしれないという事を伝えました。
そうしたらアカウント復旧に向けてアカウントスペシャリストからメールが送られてくることを伝えられ電話を切りました。
アカウントスペシャリストからメールが来ない
次の日にはメールがくると思っていました。
しかしメールは一向にこなくて、結局来たのは3日後。
そのメール内容はこちらです。
やっぱりAmazonアカウントが乗っ取られていたんだと分かりました。
これで無事にログインできると思ったのですが、あるところでつまずきました。
2段階認証ができない
これは私のせいなんですが、この被害にあう前に電話番号を変更してしまって、うっかりAmazonアカウントの2段階認証の電話番号を変更するのを忘れていました。
困った私はもう一度「0120-899-543」に連絡して説明したら、2段階認証の電話番号を変更できるサポートへ繋げてくれて無事ログインすることができました。
Amazonアカウントが乗っ取られた原因と対策
私なりにAmazonアカウントが乗っ取られた原因を考えてみました。
他のサイトと同じパスワードを使っていた
私はクレジットを登録したサイトだけは複雑なパスワードにしているんですが、なぜかAmazonアカウントによく使うありふれたパスワードを設定していしまた。
きっと繰り返すパスワードの再発行でめんどくさくなってよく使うパスワードを設定してしまったと思います。
良く使うパスワードは少なくてもクレジットカードを登録してあるサイトには使わない方がいいですね。
海外からの買い物
私は定期的に海外からサプリを購入しているのですが、もしかしたらそこから情報が漏れてしまったのかもしれません。
直近では中国からの買い物もあったので、注意していれば良かったと反省しています。
これからは海外からの買い物はやめて、Amazonから発送されるものだけを買うようにしたいと思います。
出荷元と販売元がAmazonになって入れば安心です。
まだ不安に思う事
Amazonアカウントが復旧されたからと言って、完全に不安はなくなってはいません。
本当にアメリカAmazonの購入はキャンセルされたのか
これに関しては、アカウントスペシャリストにメールで問い合わせていますが、カスタマーセンターの人が言うには日本のAmazonでは確認が取れないかもしれないと言われました。
本当にキャンセルされたか確認するにはアメリカのAmazonアカウントにログインして注文履歴を見る方法か、Amazon.comにメールで確認するか、電話で聞くしかないといわれ、英語ができない私は途方に暮れています。
まだアカウントスペシャリストからのメールの返信はありませんが、分かり次第追記したいと思います。
しかし使っていたクレジットカードを停止して番号を変更したので、引き落とされることはない事は確かですが、完全い不安が無いわけではありません。
請求のメールが来たりしたらどうしようとか、いろいろ考えてしまいます。
私以外にも同じような被害にあわれたTwitterもみましたが、お金を請求されてはいないそうです。
しばらくは落ち着かない日々が続きそうですが、頑張っていきたいと思います。
Google Chromeに登録してあるパスワードをチェック
Google Chromeをお使いの方はセキュリティ診断をしてみて下さい。
ここから「保存したパスワード」から「パスワードチェックアップに移動」してログインしてください。
漏洩した可能性のあるパスワードがあると問題です。
クレジットカードが登録してなければ大丈夫だと思いますが、そこでよく使われているパスワードのサイトがあれば、パスワードを変更した方が良いでしょう。
- 使い回しているパスワード
- 脆弱なパスワード
これらをチェックして、なるべくGoogleChromeに登録しているパスワードを減らしたり同じパスワードがないようにしましょう。
まとめ
まだ不安は完全にはなくなっていませんが、Amazonアカウントを乗っ取られないために、以下の注意が必要です。
- 他の登録サイトと同じパスワードは使わない
- 海外から買い物をしない
- 重要なパスワードはGoogle Chromeに記憶させない
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余談
余談ですが、Amazonアカウントに登録してあったクレジットが韓国での不正利用が見つかりました。
何を買ったかまでは分かりませんが、これによりクレジットカードの番号を変更、そして不正利用の審議をカード会社で行うようです。
不正に利用された金額は約2万円。
すでに支払ってしまいました。
結果の連絡が来るのが2か月後。
まだまだ不安は残ります。
不正に利用された金額は約2万円はカード会社の審査が通過して戻ってきました。
一安心です。
追記②
Amazonアカウントが乗っ取られてから半年以上が経ちました。
結局アカウントに登録してあったクレジットカードは解約して別のクレジットカードを登録しました。
そしてパスワードもメールアドレスも変えたので、再び乗っ取られることはありません。
あれからAmazonでいくつか買い物をしましたが、最低でも出荷元がAmazonになっていることを確認してから購入しています。